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教員紹介

氏名:山内 一祥(ヤマウチ カズヨシ)

■所属

 佐賀大学 全学教育機構 高等教育開発室(講師)

■専門分野

 高等教育開発、eポートフォリオ、教育学、学生支援、リーダーシップ、ファシリテーション

■所属学会等

 大学教育学会、人材育成学会、リメディアル教育学会、日本ファシリテーション協会

■研究内容

 ・学生のリーダーシップ開発に関する研究

 ・eポートフォリオを活用した学修成果の可視化に関する研究

 ・eポートフォリオを活用したリフレクション研究

■組織運営

 ・高等教育開発室 教職員能力開発部門長

 ・アドミッションセンター広報・高大接続等専門委員会

 ・学生支援室(学習支援部門)

 ・社会貢献推進委員会

 ・地域創生推進センター運営委員会(COC+)

 ・キャリアセンター運営委員会

■担当科目

 ・佐賀大学インターフェースプログラム「チームビルディングとリーダーシップ1~4」

 ・佐賀大学インターフェースプログラム「異文化交流1」

 ・教養教育科目「教育学」

 ・教養教育科目「グループワークの技法と実践」

​ ・教養教育科目「佐賀大学版キャリアデザイン」

■教育理念(教育活動を行う際に大切にしている考え方)

 私はこれまでの人生において一貫して、その時々、与えられた役割や責任において、何が自分にできるのか、あるいは何が自分にしかできないのかということを考えてきた。このように考えるようになった背景には、自身の経験があるのだが、人間にとって、もっとも辛く悲しいこととは居てもいなくてもよい存在になってしまうことであると考えている。つまり、誰からも関心を示してもらえない、存在を承認されないことこそが辛く悲しいことなのではないだろうか。人は人として生まれたときから、誰かにその存在を承認され、社会を構成する一員なのだと感じることができる必要があると考える。そのためには、ただそこに居て、誰かに何かをしてもらうことを期待するというような、受動的な生き方をするのではなく、与えられた状況の中で、自ら考え判断するなど能動的に生きる必要がある。換言すると、常に自分にできること、自分にしかできないことを考えることが必要であるということだ。

 このような考えから、教育というものを考える際、最も大切にしていることは、「自律的」な学生を育てるということである。「自律的」とは、自らの人生に対して状況に応じて自分自身で進むべき最良の道を判断・決断し、その結果に対して責任を負えるということである。誰かに言われたからであったり、それが当たり前だからであったりという理由で、何も考えず行動していては自分自身の人生を切り拓くことはできない。学生は大学時代に自分自身を理解し、与えられた使命を感じ、人生を通して何をすべきなのかということを考えなければならない。そして、常に自分が置かれた状況に対して、自分自身がとるべき行動を選択し、自らの人生を切り拓いていかなければならない。

 教員は学生と継続的に関わる中で信頼関係を築き、一度関わった学生に対しては責任を持つように心がけ、学生が「自律的」であるための基礎となる、知識・技能・態度を獲得する支援を行わなければならないと考える。さらに、このような支援の効果を最大限に引き出すために、学生にとって努力すれば乗り越えられる壁であることが教員の役割であるとも考える。

 

■主な職歴・職務

 ・愛媛大学特任助教(2007年~2010年)

  -大学院生向け研修の企画・実施

   ・大学院生向けのプレFD

   ・インストラクショナルデザインに関するセミナー

   ・モチベーション理論に関するセミナー

  -ファカルティ・ディベロップメント

   ・ティーチング・ポートフォリオワークショップ(メンター)

   ・Webカメラで超簡単動画教材作成法

   ・学生支援の進め方

   ・学生から学ぶ学生相談のコツ

   ・学生同士が学びあう関係づくりの支援

   ・学生から学ぶ研究室教育のコツ

   ・授業の双方向性を高めるクリッカー入門

   ・はじめてのポートフォリオ

   ・研究室を活性化させるコツ

  -スタッフ・ディベロップメント

   ・次世代リーダー養成研修

  -学生支援

   ・愛媛大学スチューデント・キャンパス・ボランティア(学生による学生支援団体の運営を担当)

   ・学生向けの学習スキル講座

    -ノートの取り方

    -本・論文の読み方

    -プレゼンテーションの基礎

    -レポートの書き方

   ・大学院生による学習支援(スタディ・ヘルプ・デスク)の運営

   ・愛媛大学リーダーズ・スクール

    -学生のリーダーシップ養成
    -インバスケットの技法を活用した合宿研修の企画・運営
    -韓国研修
    -チームビルディングに関するセミナー

 ・佐賀大学講師(2011年~現在)

  ーファカルティ・ディベロップメント

   ・ティーチング・ポートフォリオワークショップ(メンター)

   ・パワーポイント入門

   ・学生へのプレゼン方法の教え方

   ・Live Campusの使い方

   ・学生の話し合いが盛り上がるグループワークのコツ

   ・アクティブ・ラーニングの進め方

   ・学習到達目標の設定方法

   ・クリッカーの使い方

   ・佐賀大学FDSDフォーラムの企画

   ・カリキュラムチェックリストの作成

   ・学生支援策の提案

​   ・学生自身に気づかせる動機づけの工夫(長崎県立大学)

  -スタッフ・ディベロップメント

   ・学生対応はどのような視点から行うべきか(大分大学)

  -学生支援

   ・ラ―ニング・ポートフォリオ作成支援

   ・ピアサポート団体の組織化

   ・サークルリーダー研修会の企画・実施

   ・大学間連携共同教育推進事業(UNGL:学生のリーダーシップ養成)

    -合宿研修等の企画運営(佐賀・愛媛・北九州・山口・サイパン)

   ・学生による学生支援のための雑誌「探'sU」作成支援

   ・学生企画イベント等の支援

    -街ングフェスティバル(佐賀市内での地域活性化イベント)

    -ターニング・ポイント(女性リーダーをゲストとして社会人・学生の交流イベント)

  ー高大連携

   ・高校生-大学生のワールドカフェ企画支援

   ・高大接続「教師へのとびら」企画・実施(2014~)

   ・高大接続「科学へのとびら」企画・実施(2016~)

   ・佐賀龍谷高等学校「グローバル・リーダーシップ・プロジェクト」の企画・実施(2016~)

   ・佐賀県小城高校「オンリーワン発表会」での基調講演(2017)

   ・致遠館高等学校SSH海外研修プログラム企画支援(2017)

  -学習環境整備

   ・学習アドバイザー研修

   ・ラーニングコモンズ企画整備

   ・アクティブラーニングのための教具整備

   ・ティーチング・コモンズ整備

   ・アクティブラーニング教室の整備

  -公開講座等

   ・佐賀大学公開講座「外国人に日本語を教えてみませんか」(2013~2017)

   ・佐賀大学公開講座「市民のためのファシリテーション学講座Ⅰ」(2013)

   ・佐賀県アバンセ「県民講師県民講師キホンとスキルアップ講座」(2014)

   ・直方市「大人としゃべり場」企画支援

   ・佐賀県アバンセ「課題解決支援講座(唐津市)」(2016)

   ・「学びを通じた地方創生コンファレンス in 佐賀」(2016)企画支援

   ・佐賀県アバンセ「課題解決支援講座(江北町)」(2017)

   ・「学びを通じた地方創生コンファレンス in 佐賀」(2017)ファシリテーター

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